シモーヌ・ヴェイユの言葉
周りの方にご迷惑ばかりかけて申し訳ないのでシモーヌ・ヴェイユの『重力と恩寵』を読んで身を引き締めていました。下記に印象的な箇所を一部引用します。
りっぱな行いをするにあたっては、やむにやまれぬこと、すなわち、しないではいられないことだけをするように。しかし、たえず注意力を正しく働かせて、しないではいられないことの数をふやして行くように。
次に。
純粋に愛することはへだたりをみとめることである
そして。
純粋さとは、汚れをじっと見つめうる力である。
最後に。
苦痛や極度の疲労がこうじて、たましいの中にこれは果てしなく続くのではないかとの感じが生じるまでになったとき、その果てしなさを素直に受け入れ、愛しつつ、それをじっと見つめつづけるならば、人は、この世からもぎ離されて、永遠にいたる。