初夢と迷子

今年の初夢は3本立てで、例によって全て悪夢ですがその中でも特に印象強いのは、社長に「お前のこと臭い臭いってみんな言っているんだよ!もう20日から会社にくるな!」と言われ、とてもショックを受け本気で喧嘩するといった内容でした。他の社員は綺麗な川縁に洋風の長いテーブルを置いて食事していました。夢の途中で、抜けないはずのノートPCの電源ケーブルがなぜか抜けて、バッテリー切れのアラームで一旦目を覚まし、また眠りに就くと全く同じ内容の夢をみました。その日の夜に、ブレーカーが落ちたせいなのか、部屋の照明3つの電球がほぼ同時に切れてしまいました。

初詣をする神社の下見に行くと、地図を頼りに辿り付いた先が古いお墓場で、周りの家は昭和以前の古い造りでした。後で地図をよく見ると、神社は180度真逆の位置にあり、その地図から30メートル歩いた距離にありました。

次の日に神社でお祓いをしっかり済ませた後、アーケード街をふらふら彷徨っていると、ミスタードーナツがありなんとなくアイスミルクを飲みたくなったので入りました。そして店を出て方向を確認し帰り道を歩いていたのですが、今度は90度逆の荻窪駅まで1.5キロも歩いて行っていました。途中で頭がぼうっとしてきて変な寒気と帰れない予感がしたので、仕方なく政府の犬に道を尋ね引き返したのですが、なぜかお仏壇屋さんの角にピンときた、というより曲がらなければいけないというサイレント・ボイスがしたので安心して曲がると、人気のない住宅地に迷い込みました。偶にすれ違う人もいましたが、身に纏っているものが高次で魂の純度もなんとなく高そう。これはもしかしたらと思いテレパシーを試みるも悉く無視されたので、ここでも仕方なく煙草屋でラッキーストライクを1カートン買い、道を尋ねようやく家に帰ることができました。そういえば煙草が切れたので買出しに行くのが第二の目的でありました。日本の道には袋小路が多過ぎていけません。近所で道に2時間も迷うなんて、この阿佐ヶ谷という町は不思議です。町中でドッキリを仕掛けられているのではないかと偶に思いますが被害妄想ではないです。