夢の振動

起きているあいだに神経を張り詰めすぎているせいなのか、12時間〜16時間ほど寝てしまいます。最初の6時間は正常にレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返していて、朝に一旦は目を覚ますのですが、よい夢ばかりをみるものですから、また再び眠ってしまうのです。それからは金縛りにでもあったような状態で、右側の白い壁と夢の景色とが 3:7 の割合くらいで重なり、約5本の夢の境界線をゆらゆらと漂いながら、気づけば夕方になっているのでした。

あろうことか夢のなかに居ながらにして頭をフルに回転させているのです。そんなものですから、起きたばかりのときはもうぐったりとしていて、現実に引き戻されるまで20分はかかります。それを怠惰であると捉えてしまうので寝覚めはあまりよくありません。罪悪感ばかりが残り、そのためか起きているあいだに遅れた分を取り返そうとがんばる、このサイクルの繰り返しがもうできあがっているようです。