クリエイター

http://raku-gaki.com/ のニシダさんと mixi にてメール交換をしているうちに、よいカンフル剤となり創作意欲が次第に湧いてきました。かれこれ5年ほど遠巻きにみていたクリエイターのおひとですから尚のこと触発されるのかもしれません。その独自性のあるファッショナブルなスタイルとは裏腹に、作品のなかに潜む精微なギミックからは内面に秘められた隠微な衝動がみてとれます。デザインセンスは私のほうが勝っていると仰っていましたが、それはスタイルやスタンスが違うだけで、断然あちらのほうが勝っているように感じられます。いつか一緒にお仕事をさせていただきたいとの社交辞令ぬきのお言葉も戴けて、久方ぶりに歓喜の感情が湧き起こってきました。

ところで、創作意欲や強迫観念といえば格好がつくようにみられがちですが、私の胸の裡に秘めているものはそれほど高尚なものではなく、単に季節の変わり目の時期に全裸で外を駆け回りたくなる衝動や、便意をもよおしているときの快感などを頭のなかで履き違え、非常に歪でかつ湾曲した形式で意識の表層にイメージを具現化させているだけなのです。ただ、そこに視覚的にも構造的にも美しく仕上げたいという意固地な拘りもあることは誤魔化しきれません。これから生きていけるだけの表現力をもっと高めていきたいものです。