वेद Veda

ブログタイトルをアタルヴァ・ヴェーダからアーユルヴェーダに変更しました。いつも名前は適当に付けるのですが、何らかのメッセージが込められていると思えば本当にそうなります。

【アタルヴァ・ヴェーダ

アタルヴァ・ヴェーダ(Atharva-Veda)は主にバラモン教の呪術的な儀式のしきたりが記されているものである。4ヴェーダ本集のひとつ。古い部分は紀元前1500年ころには成立し、時代とともに書き加えられていったと考えられる。当初は、ヴェーダとして認められていなかったが、紀元前500年ころから徐々に認められるようになり、現在では4ヴェーダのひとつと称されるようになった。たとえば、古い仏典でヴェーダといえば「3ヴェーダ(リグ・サーマ・ヤジュル)」のことで、アタルヴァ・ヴェーダは含まれていないことが多い。また、仏典には「わが徒は、アタルヴァ・ヴェーダの呪法と夢占いと相の占いと星占いとを行ってはならない。」(スッタニパータ)とかかれている。 アタルヴァとは、アタルヴァンという名の種族が伝えたヴェーダ(知識)という意味である。古名は、アタルヴァ=アーンギラサといい、アタルヴァン族とアーンギラサ族の知識を合わせた非アーリア系の古文書である。アタルヴァン族は主に、吉祥増益の呪文を伝え、呪詛調伏の呪文はアーンギラサ族のものとされている。他の3ヴェーダが、他所からきた支配者階級(アーリア系)の知識であることに対し、アタルヴァ・ヴェーダはアーリア系の知識に土着の民族(非アーリア系)の知識を加え集大成したものという見方もある。主に呪文が書かれていることが強調されているため、密教の元となった書物として有名であるが、医学に関する記述も多い。古代インドの医学書であるだけでなく、現存する世界最古の医学書と目され、古代ギリシャや古代中国の医学にも影響を与えていると考えられている。ヴェーダの時代は、病気は悪霊の仕業と考えられ、悪霊を退治するための呪術と医学は区別されていなかった。ただし、現代では医学に関する部分はアーユル・ヴェーダとして抜き出され、アタルヴァ・ヴェーダよりも有名となっている。
(引用元: http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%BB%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%80)

アーユルヴェーダ

アーユルヴェーダ(आयुर्वेद aayurveda)はインドの伝統的な学問で、その名はサンスクリット語の「アーユス(आयुस् aayus 生気、生命)」と「ヴェーダ(वेद veda 知識)」の複合語である。現代でいう医学のみならず、生活の知恵、生命科学、哲学の概念も含んでいる。約五千年の歴史があり、チベット医学や古代ギリシア、ペルシアの医学等にも影響を与えたといわれ ており、インドの占星術アーユルヴェーダも深い関わりがあるとされている。

トリドーシャ त्रिदोष(3つのドーシャ दोष)説:人間、動物、世界はヴァータ वात ・ピッタ पित्त ・カパ(カファ)कफ という3要素を持っているとする説。人間は個人により3要素の強さの違いがあり、性格や体質の違いとして現れるという。また、それに合わせた食生活、病気の治療法があるという。 各ドーシャにおいて、ヴァータは「風」、ピッタは「火」、カパ(カファ)は「水」、を表している。

アーユルヴェーダでは病気になってしまってからそれを治すことより、病気になりにくい心身を作ること、病気を予防し、健康を維持するという「予防医学」の考え方に立っている。

日本では、ハーブやスパイスを混ぜた油を額に垂らす(不眠や頭痛を取り除き、記憶力と集中力を高めるための治療法のひとつ)シローダーラーのイメージが強い。

近年は、ヨーガ योग と並んでインド式美容、インド式セラピーの方法論として女性向けの雑誌・エステなどで取り上げられることが多い。
(引用元: http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%A6%E3%83%AB%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%80)