ブランク

気力のあるときを見計らってはリハビリがてらなにかとぽつぽつとつくり、終えたら日記を書くというのが日課となっているのですが、引き篭もったままの単調な生活の繰り返しに罪悪感と自己嫌悪を覚えます。かといってバイトにしろ在宅にしろ、仕事をするにはまだすこし早い段階であることは分っており、幾ら足掻こうともこの虚しい生活サイクルから抜けだせそうにありません。

もしも今年の3月に就職しなければドクターストップもかかることなく、今頃はエネルギッシュに活動できていたのではないかという後ろ向きな考えは拭い去れないのです。時代は私を置き去りにして発展の兆しをみせていて、自分よりも若いひとや、自分よりも早い時期に技術を習得しはじめたひとをみると、嫉妬する以前に不安になってしまいます。WEB を媒体に仕事をした時期は僅か 2ヶ月足らずで、それでもなんとか WEB業界の最下層に身を置けるのは幸せなほうなのでしょうか。

罪悪感や焦燥感と闘いつづけると余計に社会復帰への道は閉ざされますので、なんとか理由をつけて誤魔化していますが、ブランクが半年も空いた現在はそれも困難になっています。マルキ・ド・サドの『悪徳の栄え』でも再読してみようかしら。