因果律

今後の自分自身の方向性について、この繁忙期のタイミングで真剣に考えた結果、Kehre. から抜けることになりました。曲の断片や底流に潜む業にシンクロする自身に気づき、その珍しい気持ちへの探究心から参加していた部分も大きいです。

お互いのよい面で力を合わせ、出すべきものは出し切ったと思いますので、今後は自己表現という埃の被ったものを突き詰めていきたいです。Kehre. は過渡期にいながらも来年からの兆しはさらに明るく感じていて、そのため数日間も相当に葛藤しましたが、結局自身の願望など小我の方を選択しました。

http://www.atziluth.jp/kehre/ こちらは私個人のポートフォリオとして残すために用意させていただいた公式サイトのメモリアルバージョンで、著作権切れの思い入れのあるクラシック音楽を挿入しました。それぞれの曲に纏わるエピソードや、これまで辿ってきたお互いの似て非なる道筋などを反芻して思い浮かべてしまいます。

探究心から導き出された出会いの因果律の断片は、1年先には自他共に妄想としか呼べない代物になっているかもしれませんが、数十年先にきっとあれは正しかったと信じ込みたがる自分がいるだろうとも考えます。そうなる未来は有り得ても、せめてそれに抗ったり求め続ける努力の過程は大切にしていきたいです。