words

中核と媒介を失った果ての行動思念

稀に野蛮で猟奇的な行為に至るまでの経緯を細かく執拗にシミュレートしては、時間がとても長く過ぎていることに気がつき、手汗をティッシュや何かで拭います。この国に生まれていなければクリエイター業を糧にしていなかったと思いますし、かといって物を考…

回想

3時間ほど暇ができたので昔好きだった映画を観ていました。寺山修二の映像実験ワールドも観直したいところです。関係ありませんが、id:takamackyさんが上半身裸で筋肉少女帯を熱唱しているのをみて、自分に何かして差し上げられることはないだろうかと本気で…

夢日記

実家の天井の極端に低い屋根裏部屋が舞台だった。小さく開かれた窓から薄く青い光が差し込んでいて、埃を被ったシャンデリアと市松人形と風神雷神の像がある。僕は子供の頃その部屋が恐くて近寄れなかった。まだ両足で立てず微かな光しか感じ取れない頃はそ…

Breath no more

Estive olhando pro espelho por tanto tempo Que comecei a acreditar que minha alma está do outro lado Oh, os pequenos pedaços caindo, quebram-se Pedaços de mim Afiados demais para serem colocados como eram antes Pequenos demais para terem i…

Spiritual Spiral

onClipEvent (load) { var scrPos = 340; var scrSpeed = 0.01; var scrTime = 0.05; var nowTime = getTimer(); var startInterval = 3000; var startFlag = false; var downFlag = true; var alphaFlag = false; _root.defaultY = this._y; for (var i = 0…

You

As palavras foram tiradas deste lápis Doces palavras que eu quero te dar E eu não posso dormir, eu preciso lhe falar... boa noiteQuando estamos juntos me sinto perfeita Quando sou puxada para longe de você que eu me quebro Tudo aquilo que …

コスモポリタニズム

空虚なしこりを胸に内包し、苦痛に歪められているのは私だけではないと実感するたびに願いを重ねます。どこか知らない土地にいる未だ出会わざるひとたちのことを心に想い描き、伝わってくるさまざまな暖かくも冷たい波長にシンクロすることでどれだけ救われ…

ブレイン・ストーム

情念の消え失せた思考の波が複素数方向へ流れていて、円環的に旋回してはいないものの、これまでに好奇心の赴くがまま自然と吸収してきた体系化されていない知識とそうでないものとが、まるで記憶の抽斗が一時に開いたみたく表層意識へ湧き起こってきており…

アルケテュプスの探求

過去の自分の記憶が命令口調をもってして現在の自分に乗りうつってしまうのか、或いは地球の裏側にいる未だ知らない他人のみている夢の記憶が表側にいる自分の意識の最下層に影響を及ぼしているのか、とにかくシンクロニシティを過敏に感じとってしまう性癖…

数年後の君に

消費資本主義社会の主要な規範のひとつを「自分は自分、人は人」との命題でとらえている、とは芹沢さんの弁だが、ごく最近社会に浸透してきたその規範を子供の偏食に当て嵌めるとどういうことになるのか。というのも、偏食の是非を子供と論じようとするに、…

錬夢術

朝方に寝て夕刻に目覚めるという生活を繰り返していて、起きているあいだは段々と充実してきてはいるものの、まだ苦しいことのほうが多い。あらゆる要素がストレスの起因材料になっていて、すぐに忘れてしまうような無駄な思考が止まってくれない。その代わ…

I hate e is ECHELON

電話、ファックス、電子メールなどを傍受するスパイ組織網、エシュロン(ECHELON)を撹乱する語句を並べ、それがどのくらいはてなダイアリーに登録されているかを探るテスト。Belgian Power,bl0w team,Dutch Threat,F0rpaxe,#feed-the-goats,FL3M,gezondheid…

白い雨

『マーフィーの法則』を薦めてくるひとがいた。窓の外では乳白色の空から雨がやむことなしにぱらぱらと降り注いでいて、そこから漏れ溢れる湿気がぼくを包む布団を濡らしている。淡い夢の奥底で僅かに感じとれる湿気は確実にぼくを蝕んでいることに気づいて…

imaginary companion

「血圧や心拍数などのパラメータを正確に解析する生体モニタリングシステムにより、各種薬剤を的確に選別し投与することが可能になりました」と、さも得意げな口調で講釈をたれる看護婦の指し示す先には、空気をいっぱいにはらんだヒトの肺と同サイズかそれ…

祖父のこと

祖父は国内で有名な宮大工で、全国を渡り歩いていた。政治家のひととも繋がりをもっていたらしく、葬儀のときにはたくさんの花輪が届いたのを憶えている。実家の1階にある曲尺手には、いまでも祖父のつくった精密な設計図がかけてあって、それをみるたび息を…

神と玩具

ユートピストが主知主義の最後の拠点として、原型《アルケテュプス》の探求におもむくのはけだし当然である。原型志向とは自然の諸法則の混乱と動揺の中に不変の原理をつかみとろうとする意欲であって、つまるところ、不変不易の実在としての自然に即く。だ…

三島由紀夫著『仮面の告白』の冒頭部分ではないが、3歳以前の記憶がうっすらと浮かび上がることがあって、それはあるひとの言葉を借りれば "偽造された記憶" に他ならない。しかし、2歳のころに父親がコンクリートに埋まってしまい病院へ運ばれたことがあっ…

両極端は相一致する

倒錯に倒錯を幾重にも織りなして、極端から極端へと揺れ迷いながら、ただただ中庸であれるように願っている。++ も −− も、そして if さえも実体不明な幻想にすぎないから、このあたりでフール・プルーフしなければ、きっとまたどこかで破綻してしまうだろ…

おばあちゃんの膝枕

思考が前向きになっていき、徐々に記憶の抽斗の戸っ手であるフラッシュ・メモリが再生していくにつれ、過去の記憶が濁流のように押し寄せてきました。16歳だったころ、幻覚や幻聴に悩まされた挙句、ぼくは向精神病薬と睡眠剤を日本酒で大量に飲み干してから…

神と玩具

気づけば、口篭もってしまうことがあまりなくなっていた。小学校にはいったころか、保育所の年長組のころから、学校の行事などなにか心配事があると、一言目がまず口からでてこなくて、口をぱくぱくしたまま喘いでいたのを憶えている。「ぼくね、一生懸命、…

鏡の国の表現者

人形たちとの出会いは、わたくしにとって衝撃的な出来事であった。はじめて人形たちと対面したのは16歳のころだったかと、おぼろげに記憶している。当時は、隔離病棟のなかで返事をくれない白い闇に幾度も声にならぬ叫びを放り投げていた。神経が極端に細く…

サルべ・レジナ

元后、哀れみ深き御母、我々の命、慰め及び望みなるマリア、我ら逐謫の身なるイヴの子なれば、御身に向かいて呼ばわり、この涙の谷に泣き叫びて、ひたすら仰ぎ望み奉る。ああ、我らの代願者よ、哀れみの御眼もて我らを顧み給え。またこの逐謫の終わらん後、…

すべてはなされた

n次元アフィン空間 《1》 直線上の点と実数の全体は1対1に対応し、平面上の点と二つの実数の順序のついた組の全体は1対1に対応する。 《2》 直線上または平面上の幾何学的な関係はすべて実数または実数の組についての関係でいい表される。 《3》 そこで実数…